お客様の中には、屋根等への太陽光パネルの設置工事をされている方もいらっしゃると思います。

その際に屋根への太陽光パネル設置工事が、電気工事になるか屋根工事になるのかの業種判断に迷われることも多いと思います。

具体的には詳細をお伺いしなければ最終的な判断はできませんが、概ね下記のように考えて頂いて良いと思います。

1.屋根に架台等を設置して太陽光パネルを設置する工事は、電気工事に該当する

2.屋根と一体型になった太陽光パネルを設置する工事は、屋根工事に該当する

ただし、2番の屋根と一体型の工事であるため、屋根工事の建設業許可で500万円以上の工事を請け負えたとしても、実際に施工も自社で行う場合には、電気工事業の建設業許可は不要であったとしても、施工まで行うという事で「電気工事業登録(届出)」は必要になる可能性が高いのでご注意下さい。

また、建設業許可が必要な500万円以上の請負金額とは、「税込み」、「パネル本体等の材料費込み」であるのでご注意下さい。家庭用の太陽光パネルであっても本体代金が込みとなりますので、500万円以上となってしまう可能性が十分にあります。