建設業許可申請や経営事項審査のご相談を頂く際に請求書や契約書、発注書などを拝見させて頂きますと、「~検査」や「~点検」、「~作業」などと記載されているものが稀にあります。

上記の検査や点検、作業などの記載では建設業を行っていたことの証明にはならない可能性が高いのでご注意下さい。

また、実際に工事を行っていない場合には、嘘は書けませんので仕方がないと思いますが、もし実際は工事も行っているのに検査や点検、作業のみしか記載しないのはもったいないです。

建設業を行っていたことを証明しようとする場合には、あくまでも書類等で証明するしかありませんので、工事を行った場合には、工事を行ったこと、また、どのような工事を行ったか明確にわかるような文言を請求書等に記載するように心がけて下さい。